2014年8月13日水曜日

安心しなさい。

Sです!
毎日暑い日が続いています。皆さんお元気ですか?
今日から夏休みという方も多いと思います。

毎月2回ほど牧師の松本司祭の説教を掲載しています。
8月10日の礼拝で語られたお話を皆さまにもお伝えします。




「安心しなさい。わたしだ。」
マタイによる福音書14:22-33
 この箇所は「奇跡物語」です。ですから、イエス様は力あるみ業を行う
「神の子」で確かにそういうお方ですよ、と告げています。
 しかし、同時に当時の教会(初代教会、マタイの教会)の人に向かって
語られている話しでもあるようです。物語に出てくる「船」は教会です。
「湖・海」という表象は聖書においては「浮き世=この世」を表します。
ですからここで教会とは、浮き世の荒波を渡っていく弟子たちの乗ってい
る船(イエスの弟子たちの群れ)だというイメージがあります。
 物語の初めに「イエスは弟子たちを強いて船に乗せ、・・」とあります。
弟子たちは自分の意志で勝手に船に乗ったのでなくイエスに強いられ促
されて乗ったのです。そしたら「船は・・逆風のために悩まされていた」とい
うのです。イエスに従って生きるということは、この世の風向きに逆らって
進むということなんでしょうか。弟子たちが、湖上を歩いておられるイエス
を「幽霊だ」といっておびえ恐怖感をもったというように、この逆風の海の
うえで、弟子たちは不安になってしまうのです。
 その時イエスが「安心しなさい。わたしだ。」とおっしゃって、弟子たちを
励ましました。この「安心しなさい。」という言葉は、<勇気、大胆さ>とい
う意味のことばの動詞形で「安心しなさい。勇気を出しなさい。大胆に元気
でしっかりしなさい。」と、この言葉によってマタイの教会は逆風に立ち向
かえる教会になったと思われます。
 「安心しなさい。わたしだ。」のみ言葉こそ、今まで教会のあらゆる働きの
原動力となってきたし、今もこれからもそのような力となる事のメッセージが
ここにはあるのです。